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20分間でどれくらい文章が書けるかというチャレンジである。普段どういったことを考えているかということが分かるとかなんとかそういった話もあるけど普段から何も考えていないおれからしたら自分でもはてどういったものが出てくるのか楽しみではあるね。


何も考えていないというのはつまりおれがフィーリングで生きるタイプの人間であり、さて何をしよう、という時にロジカルシンキングで方向性を決定するというようなことがないということであって、頭の中が空っぽというわけじゃないよ。考えるべきこと、というのは常にあるね。例えばそうだね、今日の夕飯のメニューだ。おれは何か食べたいものがあってそのために買物をするということがなくって、ああ冷蔵庫が空だ、何か買いに行かないといけないという時にその時のおれの貯金の口座残高に応じた予算で適当に安いものを買う。今日はオクラとほうれん草が安かったので、オクラとほうれん草ならそりゃあもうベーコンしかないよねという感じでベーコンを買い、ベーコンとオクラだったらチーズ焼きだよなあという感じでモッツァレラチーズを買い、あと常にないと困るトマト缶やら牛乳やらを買う。で、帰ってきてとりあえず冷蔵庫に入れたら、グラスにワインを注ぐ。ワイン呑みながらさあ作ろう、という感じ。ああスパゲッティもあるからほうれん草とベーコンのペペロンチーノも出来るな、卵があるからオムレツにも出来るな、というような感じ。料理だけじゃなくって、常にそんな感じだね。状況を見ながら自分の引き出しから適当なものを取り出してきて自分の勘とセンスでなんとかしてしまう。まあそんな適当なやり方で人生全てうまくいく、と思ったらそれはまた大間違いだったというのが今のおれのラボの状況だ。


フィーリングでその時にピンときた「これだ!」という選択、ロクに検証もせず、他の可能性や選択肢を考慮することなく勢いとノリで決めてしまうやり方だとドツボにはまった時に抜け出せなくなってしまうということさ。しっかりとあらゆる事態を想定してそれに望めば詰まってしまっても次の策が打てるけれど、どうして?と聞かれたときに「なんとなく」で決めてしまっているとね。でもまあ、そういうやり方でも、根底に何かしっかりとして軸のようなものさえあれば、そこに立ち返ってもう一度トライすることは出来るんだ。おれの場合はそうだね、「別に楽しかったらよくね?」という超楽天的思考の元に全てがなりたっているから、今回みたいに迷ったり悩んだりすることがあっても「まあ、人生いろいろあるし、どうせなら楽しんじゃえよ」ってな考えに行き着いてしまって、結局なんとかしてしまって、後になって「なんだかんだあったけどまあ楽しかったしいっか」という風に丸く収まるんだね。我ながら幸せな性格をしているとは思うよ。でもほんとに、そうなんだから仕方ない。嫁さんとか、id:Hashあたりにも「何でそんなにポジティブなんだ」と言われるけれど、だってさ、うじうじしてても楽しくないじゃない。物事なんて捉え方次第だって話さ。例えばそうだね、もうほんとロクでもない上司の元で仕事してて、何でおれはこんなに不幸な目に遭うんだって、そういう風に嘆いたり、この先どうしたらいいんだ、って悩んだりするよりもさ、ほら、世の中色んな人がいるしさ、ロクでもない人間だってそりゃあごまんといるわけで、それがたまたま運悪く上司のポジションに居ると、でもじゃあ逆に考えたら、上司がクソなら同僚はきっとそれよりマシだろうし、普段飲みに行く友人の有り難みだって分かるわけじゃない。むしろそれが自分の親やパートナー、子供だったりしなかったことを神様に感謝しなくちゃいけないと。「ウチの上司がクソでさー」と飲み会のネタにも出来る。そうやってさ、考え方変えたら、全然人生楽しくなるんじゃないかなって。おれはそう思うよ。



inspired by these wonderful entries
G.A.W. http://d.hatena.ne.jp/nakamurabashi/20090926/1253895012
ミームの死骸を待ちながら http://d.hatena.ne.jp/Hash/20090927/twentyminutes